山口県議会 2009-11-01 12月08日-04号
同跡地について、県は、岩国基地飛行場の沖合移設という国策に協力してきた見返りとして、国に無条件での買い取りを求めておられます。国は、空母艦載機部隊の岩国移転に伴い、必要とされる米軍住宅の建設用地の候補地の一つとして、買い上げることを検討しています。
同跡地について、県は、岩国基地飛行場の沖合移設という国策に協力してきた見返りとして、国に無条件での買い取りを求めておられます。国は、空母艦載機部隊の岩国移転に伴い、必要とされる米軍住宅の建設用地の候補地の一つとして、買い上げることを検討しています。
岩国基地飛行場の民間空港再開は、交通の利便性の向上はもとより、膨大な経済波及効果も見込まれ、地域経済の振興にも大きく寄与するものと考えられ、その実現は地元住民の長年の悲願であります。
中でも、岩国基地民間空港早期再開については、岩国基地飛行場がすぐれた航空気象条件を有し、昭和二十七年から三十九年まで、民間空港として定期便が就航していた実績がありながら、その後閉鎖され、平成五年の広島空港の移転に伴い、岩国地域がいわゆる「空港空白地帯」となる中で、岩国基地を利用し、民間空港を再開することは、交通利便性の向上はもとより、それを通じての地域経済振興にも大きな期待が寄せられているものであります
御承知のとおり、岩国基地飛行場は、かつては民間空港として、米軍と共用していた歴史もあります。 地元住民の長年の夢である、岩国基地飛行場の平和利用に向けて、今日、民間空港再開のために、県・市一体の「調査検討委員会」が設けられ、調査に着手されますことは、民間空港再開に向けての大きな一歩が踏み出されることとなり、大変喜ばしいことであります。
〔企画振興部長 瀧井勇君登壇〕 ◎企画振興部長(瀧井勇君) 岩国空域が民間空港再開に及ぼす影響についてのお尋ねでありますが、岩国基地飛行場において、民間航空機が就航するに当たりましては、事前に国等と米軍との間で、離着陸など運航方法について十分な協議、調整が行われるものと理解しておりまして、岩国飛行場にかかわる進入管制空域の存在が、民間空港再開の大きな支障になるとは考えておらないところでございます。
お示しにもありましたように、岩国基地飛行場は、米軍が管理する軍用飛行場という特殊性がありまして、民間空港再開の実現に至るまでには、さまざまな課題があります。 こうした課題はありますものの、私は、民間空港の再開に寄せられる地元の皆様方の強い御期待にこたえるために、また岩国・柳井地域の活性化のために、一日も早い民間空港の再開を実現する必要があると考えております。